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2015年3月28日土曜日

学士(看護学)を取得した看護師と、そうではない看護師に違いはあるか? Part 1

要は看護系大学を卒業したか否か。言葉にすればたったそれだけだし、現状、そんなに大きな違いはないと思っています。臨床現場では、大卒は「使えない」「頭でっかち」と評価されているという噂はあるみたいだけど、それも結局は個人差の問題。病院で看護師として働き続けるのってかなり広く浅く色々な能力が必要だと思いますし、仕事に個性が出やすい職種と感じます。

おそらく、たくさんお金をかけて適切な人材を確保して分析すれば、先天的にどんな能力が高ければ、「使える」看護師なのかを判断できると思います。その「ふるい」にかけて、あなたはこんな能力が高いから呼吸器内科病棟、あなたはこんな能力が高いから循環器外科病棟、なんていうこともできちゃうと思います。でもそれって、動かされてる方は「貢献感を持てない」と思います。

おそらく、その「ふるい」のおかげで「楽」にはなると思います。あくまで手堅い職業として看護師を選択した人にとっては、自分の能力に適した教育を受けて、自分に見合った病棟に配属されて、エスカレーター式に進める。まさに「適材適所」と言えなくもない。意外に、そんな教育を受けられることを望んでいる高校生や中学生は多い気がします。苦しみが最低限で、安定した収入が得られる職業に就けるし。

でも、きっとそうして就いた仕事は、つまらなくなるし、継続できない。その理由は次回。

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