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2015年8月22日土曜日

糖質制限と無酸素運動についての個人的見解

ケトン体優位の代謝ができるようになってきたので、スタミナが上がっているかと思い、特に運動をしていなかったのですが、かなりハードな運動を数時間続けてみました。やはり無酸素運動の割合が多い運動をしていると、後半かなりバテてしまい、最後はめまいや立ちくらみ、呼吸困難にさえ陥りました。

赤血球がブドウ糖を必要とする、と理解していたので、赤血球がうまく機能していないのかと思い、りんごジュースを200ccほど飲みました。塩分も摂取していなかったので、塩を舐めたりしていました。20分くらい経過しても、呼吸困難感はあまり軽快しなかったので、梅干しをたべたり、ポカリスエットを少量ずつ飲んだりしました。1時間くらいして、回復してきて、食欲も出てきたので、うどんや蕎麦をたくさん(笑)食べました。

その翌々日に、試合があったので、同じような症状になるのは怖いなと思ったので、オニギリを2個ほど食べたりしたところ、前回ほどの運動量ではなかったにせよ、同じような症状にはならず、大丈夫でした。むしろ、動けていたように感じています。

このことがあって、無酸素運動と糖質制限の関係を知りたくなり、調べました。江部先生のブログ検索では、ケトン食と無酸素運動の論文についてなどの記事があり、糖質制限によって有意差が出るほどの変化はなかったが少し能力は落ちた、といった結果だったようです。

私がケトン体優位の代謝になりきれてない可能性は非常に高いのですが、やはり、無酸素運動と有酸素運動の両方の負荷が高い運動の場合、グリコーゲンじゃないと筋肉はその実力を発揮できないのではないかと思います。江部先生のブログにもあった気がしますが、もともと人間は、無酸素運動のような負荷の高い運動を続けるようにはできておらず、数十秒の負荷を数十回耐えられればいい程度のグリコーゲンが体内にあれば良いくらいのものなのかもしれません。鍛えることで、ある程度はグリコーゲンを体内に保有しておける能力が上がったり、鍛える前は無酸素じゃないとできなかった負荷が有酸素でもできるくらい強くなる、ことなどがあり得るのかもしれませんが、やはり無酸素運動には人為的にカーボローディングが必要なのではと思いました。

逆に言えば、身体のグリコーゲンが空っぽになるほどの無酸素運動を継続しようとする際は糖質を取っても良い、となるかもしれませんね。

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