広告

2015年4月1日水曜日

貨幣経済と評価経済〜看護の世界は評価経済〜



Podcast「学問ノススメ」でこの書籍を紹介した内容を聞き、興味を持ちました。本は読んでいないのですが、Podcastの内容を聞くと、色々共感できるなと思いました。看護の世界は金儲けの世界ではないので、すでに評価経済の装いをまとっていると感じました。

一般的な総合病院に勤める看護師であれば、病棟というユニット(単位)に所属し、仕事に従事するが、そのときに所属部署の「評価」がなければ、快適に生きてはいけない。「(その病棟での)常識」から逸脱した考えや行動をする人はすぐに「仲間」に入れてもらえなくなる、もしくは「派閥」が出来上がる。これは女性に特徴的な部分かもしれません。

岡田さんは今後、世界は評価経済に変化し、貨幣経済が衰退するという考えなのかと思いますが、もし、岡田さんが考える評価経済が上記のような内容であれば、決して賛同はできないなと思いました。おそらく、岡田さんの考える評価経済はもっともっと大きなユニットで考えられているから、自分の好かれるもしくは相性の良い人を見つけ出して、そこで過ごせば良いということなのだと思います。相性の悪い「仲間」もしくは「派閥」とは一緒に過ごさなければいいのだということでしょうね。

確かに、Podcastの中でも、複数の仕事を持つことが得だという考え方が話されていたので、その点に着目して看護師を続ける方がいいのかもしれません。私が現時点で考える、看護師としての理想の働き方を箇条書きにしてみます。職場は「大学」「企業」「病院」の3つになります。
  • 大学で非常勤講師もしくは実習インストラクター(キャリアアドバイザー)、あるいは研究補助として従事
  • 企業で健康相談や個人の健康データを使った管理や調査、研究
  • 病院で若い時夜勤専従などもするが、基本的には外来など
私もこういった看護師の就業場所の知識が乏しいですが、ある程度の知識(学習力)と論理的思考力と看護技術力があれば、この3つをかけもちして年収を確保することは可能ではないかと思います。安定して長く勤めることもできないかもしれませんし、保証もありませんが、自由度は高いかなと思います。

0 件のコメント: