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2015年4月18日土曜日

人と対等であるということ

職位が少し上がってから仕事の内容が変わり、簡単に言えば、より教員らしい仕事になりました。しかし、自分の中に芽生えてきたのは、微かにしかないはずの自分の影響力に執着する気持ちです。

自分の判断でできる仕事が増えたことは悪いことではないと思いますが、その増えた仕事に比例して周囲の人に対する影響力もデカくなる。正確には、デカくなったと感じている、ですね。その影響力増大感覚(?)は麻薬のような(やったことないけど)感覚な気がする。自分の強さで物事が動かせている感覚は、病み付きになるんだと思う。しかし、それと同時に、その気持ち良さに執着し、固執し、それがないと不安にさえなってしまう感覚になりそうだった。だった、ではなくなる要素を今でももっていると思う。

たかが助教に上がったくらいで、そうなるんだから、我ながらだいぶポジティブ(?)だなと思うけど、自分の影響力増大感覚に関連した高揚感は無用だと実感しています。その高揚感は大切なものをどんどん奪う。人と対等で、信頼していてはじめてできる他者貢献感もなくなるだろうし、生きているだけで有益である自分の存在を受容できなくなるでしょう。

わかりにくハナシかもしれないけど、自分の子どもにもいつかその感覚に気づいて、他者貢献感を維持できる人になって欲しいなって思った。

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