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2015年2月2日月曜日

自分自身の「人生の嘘」

人生の嘘とはアドラー心理学の中で出てくる言葉です。きっと、日々人生の嘘によって形成されていると言ってもおかしくない気がしている。ちょっとネガティヴになっているが、人生の嘘をなくすことは自分の人生に責任を持てるということかなと思った。まずは自分自身の人生の嘘はどんなものがあるかを考えてみたい。

仕事をしていると、どうしても仕事以外の自分が興味を持つ方のことが気になってしまう。今の私はまぁいいやくらいの気持ちでそんな自分の「決断」、つまり自分が「善」となる部分に従っている。では、その「善」は自分が望んでいたことだろうか。変わろうとする「勇気」が持てていないのではないだろうか。意味があるかどうかわからない仕事を続けて何になるんだろう、それなら別にそれに取り組む必要がないだろう、と思っている自分がいる。

ではなぜそのような自分を変えられる「勇気」を持てていないのだろうか。まず、何かを変えたいと思うのは、劣等感から生まれる。健全な劣等感とは「理想の自分」との比較から生まれるもの、らしい。「理想の自分」を考えるときに大切なのは、世俗の競争から身を引いて考えることだと思うので、その点に注意する。さらに、「自立すること」「社会と調和すること」が行動面の目標、「私には能力がある」「人々は私の仲間である」が心理面の目標となるため、その点も考慮する。

そう考えると、自分で言うのはおかしいことだが、行動面の目標に関しては達成していると言っていいのではないか。点数にして85点くらい。今のところ税金も払えているし、「社会と調和していない」と言い切れるほどのこともしていないんじゃないか。

「勇気」を持つためには「自己受容」「他者信頼」「他者貢献」が必要と言われている。今の自分では、この3つのバランスを崩しやすいのではないだろうか。つまり、心理面の目標が達成できていないことが多い。他者を疑って自己受容ができなくなったり、こんな仕事が一体誰のためになるっていうんだっていう気持ちになったりして、バランスが崩れる。では、どんな場面で崩れてしまうのだろうか。それは「挑戦」が入った場合だろう。

今の私にとって、「挑戦」と言えることはたくさんある。交友や愛のタスクでは、大雑把な分析だが、横の関係が築けていないのが課題だろうと思う。しかし、今私が最も「挑戦」できていないのは仕事のタスク。仕事に取り組むときに一番「自己受容」「他者信頼」「他者貢献」のバランスが崩れいる気がする。

しかし、「他者貢献」を突き詰めると...

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