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2016年10月26日水曜日

腕立て伏せが大胸筋に効かないときの処方箋

私は、ただの看護師と保健師の資格を持ったおっさんです。

ですが、ほんの少しだけ、その辺の看護師よりも筋肉の発達や運動に興味があります。

ですが、全然実践できていません。

腕立ては、7回くらいしかできません。

そんな私が腕立て伏せの処方箋だなんて、怒られるかと思います。

しかし、今日腕立てをして気がつきました。

今まで、腕立てをしても、筋肉痛を起こす部位は大胸筋の外側と三角筋の前部の境目くらいのところでした。あと、三頭筋が少し。

なぜだがわかりました。

それは、負荷をかけた腕を前に伸ばす運動だったからです。

負荷をかけた腕を上に伸ばす運動では三角筋と僧帽筋と上腕三頭筋が使われます。

負荷をかけた腕を前に伸ばす運動では三角筋前部と上腕三頭筋と、補助的に大胸筋が使われます。

では、大胸筋を使う運動はどうすれば良いのか。

肩甲骨を寄せて、「前に押す」運動をします。

なので、最終的に腕が伸びなくても良いです。
前に押しているうちに、腕が伸ばせそうならくらい上体が持ち上がれば、腕を伸ばせば良いのです。
もし、腕が伸ばせないようであれば、沈み込んだ状態で膝をついて、負荷を軽くして、「前に押して」ください。
ネガティブ動作というやつです。

今までは、腕立ての姿勢で、腕を伸ばして回数をこなすことを優先しておりました。

ですが、本来の目的は、大胸筋を痛めつけることです。
大胸筋を使うのは、何かを前に押すときです。
そして、肩甲骨を寄せることで、上腕三頭筋と三角筋の力が腕に伝わらないようになります。

ぜひお試しください。


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