初めてスラムダンクを読んだのは高校生のときだった。授業中にも関わらず読みふけっていた。桜木が山王戦で見せた
断固たる決意は、決して勝つための決意ではなかったのではないだろうか。一つ一つの行動に集中していたんだと思う。点を入れさせないためにどうするか、点を入れるためにどうするかに集中していたはず。その瞬間を真剣に生きていただけなのだと思う。「スラムダンク勝利学」では、ゾーンに入る、などで説明しているけど、実際はそんなこともなくて、日常的に今この瞬間を生きることに慣れていれば、自然にできることなんじゃないかと思う。目標なんて考えるだけかえって妨げにしかならない。目標のため、という雑念が入る。今、この瞬間をどうしたら良いか、何て考えなくていいのかもしれない。きちんと自分の直感に従って生きて、直感を鍛えていくことが一番ヒトにとって自然で合理的なんじゃないでしょうか。仕事柄、1年後のことや2年後のことを考えて仕事をする必要はありますが、その「予定」は、その瞬間を自分が何をするかの基準になってはいけないんだと思う。無計画に行動するわけではなく、刹那的に生きる。そのときやりたいと思ったことにきちんと取り組みたい。先延ばしにしない。偉そうに書いてきたけど、実践できていないことは自分の言葉では書けないものですね。2016年3月7日月曜日
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