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2014年7月19日土曜日

看護系大学における看護基礎教育の課題(Part 2)

まず、座学について。
大学では主体的教育の大切さが頻繁に述べられています。
しかし、教育者側こそがそれを理解もしくは実践できていない。
その証拠に、学生を座らせ、パワポを使い、90分1コマ×5(9時から18時まで)なんてことを続けているのだと思う。

看護師としてまず学習すべきは暗記ものがほとんど。
インターネットも書籍も豊富な現代で、その気になれば学生はすべて自分で学習できる。
授業を受けるのはある程度の基礎知識を一通り学習できた後にする方が記憶にも定着するし、教員の話が多少わかりにくくても理解できる。

大切なのは、学習した基礎知識をこちらがきちんと評価するための教材を用意できているかだ。評価をするために人とお金を使うべきだ。
「あなたの学習は間違っていなかった、このままそれを続けてください」という道しるべを出してあげるだけで学生は必ず学習し、知識を身につけられるはずだ。

教員がわかりやすくパワポをまとめる時間なんてもったいない。
医療に関する書籍は十分にそろっている。それらの書籍にアクセスできるよう導いてあげるだけで十分だ。
すこし要領のいい学生であれば教員より深く調べ、理解することで自分の知的好奇心を満たせるだろう。
その方がよっぽど内発的動機付けにならないだろうか。

座学なんてやめちまえ、と思ってます。

あまり深い意図はないつもりなのですが、前回あたりから口調がきつくなっていますが、気にしないでいただければと思います。

どんな方法で知識を学んでもらうための道しるべを提供したら良いか、は私にもまだはっきりした答えがない...ので、今後検討したいですね。

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